タグ設定を確実に行う
タグはプライバシーに配慮した測定を行うための基盤となるものです。Google タグまたは Google タグ マネージャーを使用してサイトワイド タグ設定を行うと、自社のサイトと同じドメインの Cookie(ファースト パーティ Cookie)をウェブサイトに配置してコンバージョンを測定し、ユーザーから提供されたデータを最大限に活用できます。
サイトワイド タグ設定のメリット
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自動化から不確定要素を取り除く規制やテクノロジーが変化しても、適切なオーディエンスへのリーチ、マーケティング パフォーマンスの測定、顧客からの信頼獲得が影響を受けないよう、対策を事前に講じましょう。 -
測定の精度を維持Google 広告のコンバージョンとしてカウントするインタラクションを指定することで、より精度の高いコンバージョン トラッキングが実現します。 -
統合を効率化Google アナリティクス を含む、複数のGoogle サービスとの統合が、すばやくより簡単に実現できます。
LähiTapiola は、ファースト パーティ データの結果を活用し、コンバージョンの 37% 増に成功。
フィンランドに拠点を置く大手保険会社の LähiTapiola は、予算を効率良く配分しながら、デジタル ユーザーの獲得戦略も拡充したいと考え、Google および代理店 OIKIO と連携してウェブサイト全体に Google タグを実装しました。Google 広告キャンペーンで自社データを使用できるようになったことで、同社はコンバージョン数を 37% 増やし、コンバージョン単価を 7% 抑えることができました。
サイトワイド タグ設定の仕組み
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Google タグなどのサイトワイド タグを使用して、自社のウェブサイトに訪問したユーザーに ファースト パーティ Cookie を付与します。 -
ユーザーが広告に接触すると、サイトワイド タグが接触操作に関する情報を含むファースト パーティ Cookie を保存します。 -
ユーザーがウェブサイトでコンバージョンを起こすと、タグがその Cookie を読み取り、Google 広告アカウントにそのコンバージョンが記録されます。
サイトワイド タグ設定の利用を開始する
詳細はこちら Google タグについて
よくある質問
Google 広告では、関連するタグが設置されたページでのみデータが収集されます。ウェブサイトで収集されるデータについては、ユーザーに明確かつ総合的な情報を提示し、法律または Google のポリシーで必要とされる場合は同意を得ることが重要と捉えています。
Google は、業界の変化に対応して広告効果測定をを継続できるよう、タグ設定の改善を進めてきました。Google タグは、グローバル サイトタグに代わる再使用可能な統一仕様のタグで、測定を簡素化し、新たなコードを追加しなくても新しい機能を使用できます。グローバル サイトタグをすでに設定している場合は、変更を加える必要はありません。実装している既存のタグは引き続き機能し、自動的に Google タグに更新されます。
ウェブサイトで複数のタグを管理する必要がある場合、企業向けの総合的なタグ管理システムである Google タグ マネージャーの使用をおすすめします。Google タグ マネージャーを使用すると、Google の各種サービスに加え、Google 以外のサービスからも同じインターフェース内でタグを設定したり実装することができます。より簡単にサイトで実装する方法をお探しの場合は、Google タグを使ったサイトワイド タグ設定を行い、Google 広告と Google アナリティクスでの測定を拡充することをおすすめします。