CASE 01 - ブライダルハウス チュチュ 沖縄
「認知のため」から「事業の柱」へ。フルファネル戦略で自社サイト経由の予約 55% 増を実現
(代理店 : メディアハウスホールディングス)
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課題
ブライダル業界はスペック比較や価格競争が起こりやすいことに加え、リゾート ウエディングは、現地見学なしで契約を決断をする特殊な商材であるため、同社が従来運用してきた検索広告だけでは、目の前の検討層を奪い合うことに終始してしまうという課題がありました。これを解決するためには、式の準備に「負」のイメージを持つ潜在層へ魅力を届け、新たな需要を創出する「認知・興味フェーズ」への施策が不可欠でした。
認知から獲得までを一気通貫させる「フルファネル戦略」
課題を解決するために同社が舵を切ったのが、さまざまな層へアプローチする「フルファネル戦略」です。
1. 認知を強化するためキーワードを拡張
認知の土台となる検索広告と P-MAX キャンペーンを見直し、キーワードを「結婚式」などに限定せず、「フォト ウエディング」や「ロケーション フォト」など、式を優先していない層にも興味を持ってもらえるよう拡張しました。
2. 情緒的な動画で検討フェーズを取り込む
さらにデマンド ジェネレーション キャンペーンを組み合わせ、観光やロケーション撮影といったリゾート ウエディングの多面的な魅力を検討層へ情緒的に動画で訴求しました。
3. コンバージョンにつながる確かな情報
Google マップを重視し、Google ビジネス プロフィールの運用を徹底。最新の投稿やクチコミ、豊富な写真で補完することで、ネット上の情報を確かな信頼へと変え、最終的な「来店・予約」という決断を力強く後押し、ユーザーにとって分かりやすい一気通貫の導線を完成させました。
未開拓の潜在層が「質の高い見込み客」へ
施策の導入から 1 年半、月平均 80〜90 組、最大 120 組の予約を獲得し、当初の目標を大幅に突破しました。また、自社サイト経由の予約は昨年比で 55% 伸長し、事前に動画で価値を理解して予約するユーザーが増えたことから、来店率 87% とこれまでになかった成果を上げることができました。
自社サイト経由の予約数前年比
月間予約数(目標比)
CASE 02 - 農林中央金庫
検索広告と P-MAX キャンペーンで、コンバージョン数が +19.8%
(代理店 : ADKマーケティング・ソリューションズ)
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課題
1. 常に他社と比較され、インサイトと検索行動も多様化
JAバンクが扱うさまざまなローンは、常に他社と比較検討されるという特性があります。また、「審査への不安」や「申込条件」、あるいは「農家以外でも借りられるのか」といった多様なインサイトが混在しているだけでなく、近年では AI の普及によってユーザーの検索行動自体も多様化しており、それらにどう対応していくかが大きな課題になっていました。
2. 訴求軸の制約
全国の JA ごとに金利が異なるため、デジタル広告で「金利」という直接的な訴求を軸にできないという制約がある中で、見込み顧客を捕捉し、CV を最大化させていく必要がありました。
「戦略的並走」で潜在的なニーズを網羅
1. 検索網羅と新たな検索意図の発見
検索広告ではインプレッション シェアを注視し、指名キーワードによる検索層を確実に網羅して取りこぼしのない運用基盤を構築しました。また、一般ワードの運用では AI 最大化設定をオンにしてクエリを拡張し、新たなインテント(意図)の捕捉を目指しました。
2. 全方位アプローチとコンバージョン精度の向上
検索広告に並走させる形で P-MAX キャンペーンを新たに導入し、検索広告で効果のあったキーワードを中心に最大 50 個の検索テーマを設定。縦横の動画・静止画を含む全方位的なアセットを入稿。また、「ローン申込完了」を最も深いコンバージョンに設定し、拡張コンバージョンの導入や申込データとの手作業での照合によってデータの精度を高めました。この「正しい学習」による思わぬ発見として、「保証人不要」「担保不要」という訴求が響くことを Google の AI が導き出しました。
クロス プロダクトの相乗効果を実証
施策の評価として、Google 提供の「相乗効果分析ツール」を活用し、検索広告に対する P-MAX キャンペーンのリーチ、コンバージョンへの寄与度を定量化。分析の結果、P-MAX キャンペーンの導入により、リーチ増分 +67.3%、CV 増分 +19.8% のリフトを確認。さらに、両プロダクトの重複ユーザーのコンバージョン率が高いことが確認でき、検索広告と P-MAX キャンペーンが互いの領域を補完し合いながら、純増を生み出す結果となりました。
検索広告に対する P-MAX キャンペーンのリーチ増分
検索広告に対する P-MAX キャンペーンのコンバージョン増分
CASE 03 - リノベステーション
Google の AI で動画を量産し、1 件あたりの獲得単価を抑えて CV 数 136% を達成
(代理店 : インフィニティエージェント)
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課題
1. 需要期における競争の激化
同社が扱う太陽光や蓄電池といったエコ商材は、わかりやすく言うと「なくても困らないが、あったらいいもの」という性質上、ニーズが顕在化するタイミングを的確に捉えることが成果を左右します。特に各自治体の補助金の募集が始まる時期は最大の需要期となりますが、競合各社も同時期に出稿を強化するため、入札の激化に伴って CPA(獲得単価)が高騰しやすいという構造的な課題を抱えていました。
2. 集客構造の限界
ユーザーが自ら情報を探すのを待つ検索広告中心の運用は効率が良いことは確かですが、潜在層へのリーチに限界があることも明らかになっていました。
Gemini の力で「勝ちパターン」の動画を量産
補助金の募集開始など需要期の変化に合わせて、検証済みのクリエイティブを迅速に横展開できる体制を構築しました。
1. 効果の高い動画を Google の AI で強化・量産
同社が着目したのが、検索広告と併用していた P-MAX キャンペーンの動画アセットです。特に、ユーザーの悩みに寄り添う「UGC(ユーザー生成コンテンツ)風」の動画が高い成果を示していました。この勝ちパターンをさらに進化させるために導入したのが Gemini。これまでのデジタル広告運用で蓄積してきた膨大な動画アセットを学習素材とし、「最初の 3 秒で心をつかむ構成」の案を Gemini で大量に制作しました。
2. 分析による勝ちパターンの確立
単純な AB テストにとどまらず、Google クリック ID(広告クリック時にユーザーへ URL パラメーターを付与する仕組み)を活用して、同社の顧客管理システムと連携。どの動画からサイトに流入し、その先で実際に成約まで結びついたかオフライン コンバージョンを分析して、成果につながる動画の「型」を特定しました。
コストを抑えながら、確度の高い顧客との接点を拡大
施策開始からわずか 1 か月ほどで CPC(クリック単価)が大幅に改善し、広告のリーチが飛躍的に拡大しました。半年間の運用を経て、CPA を抑制しながら CV 数は 136% を実現。さらに、Google クリック ID によって広告接触から成約に至るまでの経路を可視化し、「最終的に成約につながったクリエイティブとユーザー行動」のデータを Google の AI に学習させることで、成約確度の高いユーザー層への高精度なターゲティングも可能になりました。
CV 数(半年間)
CPC 改善(半年間)
高度な分析ソリューションやファースト パーティ データを駆使し、独自の「運用基準」を確立した先進的な事例についてはこちらをご覧ください。