目標広告費用対効果入札戦略では、支出する金額に対して、どれほどの収益を確保したいかを指定できます。広告主様が宣伝する商品やサービスをユーザーが検索するたびに、見込まれるコンバージョン値への分析と Google AI による予測が行われます。その後、投資収益率が最大になるように、これらの検索語句に対する入札単価が Google AI により調整されます。詳しくは、目標広告費用対効果(ROAS)による入札についてをご覧ください。
この記事では、アプリ キャンペーンに推奨される目標広告費用対効果の初期値を設定する方法について説明します。詳しくは、アプリ キャンペーンでの入札単価の設定についてをご覧ください。
仕組み
過去にアプリ キャンペーンで目標アクション単価(tCPA)を運用したことがあり、目標広告費用対効果(tROAS)入札戦略の使用を検討している場合は、過去の広告費用対効果(実績値)をもとに、目標広告費用対効果(tROAS)の初期値を算出できます。目標広告費用対効果型のキャンペーンの作成時に、目標広告費用対効果の初期値を設定する際は、下記の手順に沿った設定がおすすめです。これにより、目標アクション単価型キャンペーンの実績値を反映した広告費用対効果を設定できます。
入札単価ガイド ウィジェットを使用する
入札単価ガイドは、アプリ キャンペーンの目標を達成するために最適な入札単価を設定できるよう支援するウィジェットです。詳しくは、アプリ キャンペーンの入札ツールについてをご覧ください。
目標広告費用対効果の初期値を設定する
- 入札対象にするアプリ内イベントの計測期間を特定します。これは、広告がコンバージョンに与える影響を測定する期間です。
- 類似したキャンペーンの同じ期間のパフォーマンスを特定します。類似したキャンペーンとは、同じアプリ ID を宣伝し、同じ入札対象イベントを使用し、同じ地域と言語のターゲット設定を設定しているキャンペーンです。
- キャンペーン レポートで [コンバージョン値/費用] 列を有効にします。
- 類似したキャンペーンの広告費用対効果の実績値(コンバージョン値/費用)を、目標広告費用対効果の初期値として使用します。目標広告費用対効果の初期値を把握するこのステップは、キャンペーンによっては当てはまらないことがあります。
運用のヒント
目標広告費用対効果の初期値を適切に設定するためのベスト プラクティスは次のとおりです。
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目標広告費用対効果の初期値を設定する際には、目標インフレ率も考慮してください(該当する場合)。目標アクション単価がキャンペーンの実際のアクション単価よりも高い水準で安定していた場合は、新しいキャンペーンの目標広告費用対効果における入札単価の設定値にも、同様の調整を加えることをおすすめします。
- たとえば、参考にしたキャンペーンで目標アクション単価 6 ドルに対して実際のコンバージョン単価が 3 ドルだった場合、参考にしたキャンペーンに基づき算出された広告費用対効果の 50% 程度の値に目標広告費用対効果を調整すると、適切な開始入札単価を設定できます。
- 基本的なボリュームを確定した後に目標広告費用対効果を調整して、アプリ内イベントの計測期間中に意図した広告費用対効果の目標値を達成できるようにします。
- 自動化ルールを使用して入札単価を管理することで、アプリ キャンペーンでの個別単価設定の変更の必要性を減らすことができます。詳しくは、アプリ キャンペーンに自動化ルールを追加する方法をご覧ください。